自宅のリフォームもアスベスト調査が必須

企業にとって大事なアスベスト検査

昭和の高度成長期には、数多くの住宅が相次いで建設されました。竹林などの土地を宅地用に造成し、そこをニュータウンとして開発して団地などを相次いで建設していったのです。高度成長期にはサラリーマンでさえも、右肩上がりに収入もアップし、退職金や賞与などもたくさん得られ住宅を購入することができました。そこで宅地開発したり、分譲した住まいはすべて完売し、購入することさえも難しかったのです。

ところが築年数40年以上を経過してしまうと、老朽化が甚だしくなり物件にも入居者があらわれなくなりゴーストタウン化した団地などもたくさん見られるようになりました。壁や床が抜け落ちて、現在の耐震基準も満たないことから解体の必要があり現代では次々と高度成長期の団地などの解体作業が進んでいます。ここで解体業者や不動産業者などが忘れはならないのが、アスベスト検査と言うものです。高度成長期の建物には必ずと言っていいほどアスベスト建材と言うものが用いられています。

アスベストとは壁材に微細な石綿を吹き付けたものであって、それを人間が吸いこむと皮膚がんや中皮腫になってしまう可能性があります。そこでアスベスト検査を事前に行い解体することが義務化されているのです。これに反し検査を怠ると、ペナルティが課せられるほか風評やSNSの拡散によって営業停止もやむ亡くなってしまいます。万が一職人や近隣住民に健康被害が及ぶと、莫大な損害賠償請求と成り事もあるのです。

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